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【取材】赤沢温泉郷に全28室のアートホテル「RED28」12月開業!遊び、語らい、つながる空間

太平洋を望む伊豆赤沢温泉郷に、合宿場をリノベーションしたアートホテル「RED 28(レッドトゥエンティーエイト)」が誕生する。カトープレジャーグループが運営し、2025年12月24日宿泊分からの予約受付を開始した。

全28室の客室に加え、卓球やビリヤードが楽しめるラウンジや会議利用も可能なスペースを備え、観光から合宿、ワーケーションまで幅広い滞在ニーズに対応する。赤沢温泉郷内には太平洋を一望できる日帰り温泉館もあり、学びの場だった建物を生かしつつ、様々なニーズに寄り添う新たな温泉滞在のかたちを提案する。

本記事では、リニューアルの経緯や施設のこだわりについて、カトープレジャーグループに取材した。

▷公式HP:https://www.izuakazawa.jp/red28

―――合宿場として使われていた建物を「今の時代に寄り添う滞在空間」へ再構築するにあたり、特に重視されたコンセプトやデザインのポイントをお聞かせいただけますでしょうか。

これまでは合宿場としてご利用いただく施設でしたが、このたびのリニューアルで、旅そのものを目的としたお客様にもお越しいただけるよう、「アートホテル」としてデザインや空間そのものもお愉しみいただける施設へと生まれ変わります。

旅や滞在の目的に寄り添った過ごし方が叶うこと、そしてご利用いただきやすい価格設定であることも、今回の大きなポイントになっています。

―――客室を4つのテーマで展開されていますが、それぞれに込めた意図や特徴をどのように設計に反映されたのか、ご説明いただけますか。

「美術」「音楽」「書道」「スポーツ」など4つのデザインコンセプトを設け、それぞれのコンセプトに繋がるアートや設えをご用意しております。

ご宿泊のたびに違うテーマのお部屋をお選びいただけるので、リピートしていただく楽しみが生まれる点も魅力のひとつです。

―――「積み木ラウンジ」や「ゲームラウンジ」などの共用空間には“遊び心”が感じられますが、RED 28らしさを表現するうえで特に工夫された点をお伺いできますでしょうか。

共有スペースをしっかりと設け、ビリヤードや卓球スペースなど、集いの場を備えることで、ご家族やご友人、仲間同士で集い、自然と交流が生まれる空間づくりを意識しました。

積み木ラウンジでは、壁一面にアートを飾るほか、皆さまで囲んでいただける大きなテーブルを配置し、“遊び心”を感じながら過ごしていただける集いの場としてデザインしています。

―――「赤沢日帰り温泉館」まで徒歩5分という立地を、RED 28の宿泊体験の中でどのように位置づけ、どのような相乗効果を期待されていますか。

日帰り温泉館でのご入浴は宿泊料金に含まれており、さらに赤沢温泉ホテルの朝食ブッフェや、ボウリングをはじめとした各種アクティビティが割引になる特典もご用意しています。

赤沢スパやディープシーラウンジなど、1日では回りきれないほどのコンテンツをお楽しみいただき、旅の目的そのものが赤沢温泉郷になるような魅力をお届けしていきたいと考えています。

▲赤沢日帰り温泉館 大露天風呂

―――今後、RED 28および赤沢温泉郷として予定している取り組みや、地域と連携した展望があればお聞かせください。

現在、赤沢温泉ホテルの改修や日帰り温泉館のリニューアルを進めており、来年には新たなコンテンツの追加も予定しています。

地域の魅力を最大限に活かしながら、皆さまにより充実した滞在体験をお届けできるよう、今後も取り組みを進めてまいります。

■施設概要

施設名称:RED 28(レッドトゥエンティーエイト)
所在地:〒413-0233 静岡県伊東市赤沢字浮山167-11
公式HP:https://www.izuakazawa.jp/red28

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