森トラスト株式会社（東京都港区）が、奈良県の官民連携事業「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」にて、同社が進めている新規ホテル開発「奈良吉城園計画」（仮称）のホテル名称が、「紫翠（しすい） ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」に決まったと発表した。奈良県として初となる「ラグジュアリーコレクション」だ。
森トラストは 2017 年に、ホテルブランド「翠 SUI」を立ち上げた。「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」は、「翠 SUI」として 、翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都、イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古に続く 3 軒目の施設となる。「翠 SUI」は、マリオット・インターナショナルの最高級カテゴリーブランド「ラグジュアリーコレクション」を冠したダブルブランドホテルだ。「翠SUI」に「混じりけのない美しい羽」という意味が込められている。
「紫翠（しすい） ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」は、日本文化が発祥した土地として世界的に知られる奈良県の中でも有数の名勝地、「奈良公園」の西端に位置する。春日大社、興福寺や東大寺といった世界遺産にも囲まれており、国内だけでなく、国外の各国から観光客が訪れることになるだろう。
森トラストは全国各地にグローバルスタンダードのホテルを誘致、開発しており、2020 年 7 月には奈良県にて、日本初進出となる マリオット・インターナショナル の最高級ブランドホテルである「JWマリオット・ホテル奈良」を開業している。