マンスリーマンションの審査について徹底解説!審査の内容や落ちる可能性などを解説します。
マンスリーマンションは、一般的な賃貸と比べ敷金・礼金がなく家電・家具付きの賃貸物件を差します。賃貸できる期間は運営会社によってさまざまですが、通常は1ケ月以上となる場合がほとんど。今回はそのマンスリーマンションを賃貸するにあたり、
・マンスリーマンションの審査
・審査に落ちるケースとは?
を中心に、マンスリーマンションの審査について詳しくみていきましょう。
〇マンスリーマンションの審査
マンスリーマンションを賃貸するためには、どのような審査があるのでしょう。ここでは審査レベル、審査のポイントなどを中心にご紹介します。
①マンスリーマンションの審査レベル
一般的にマンスリーマンションの審査レベルは低く、提出した書類を基に審査が行われます。管理会社により多少の差異はありますが、
・身分証明書(写真付き)
・運転免許証
・パスポート
・住民基本台帳カード(住基カード)
・健康保険証
・年金手帳
などから2点提出を求められます。1点は顔写真付きのもの、そしてもう1点は公的な証明書が必要になります。
身分証明書と共に事故が起きた場合や契約者と連絡が取れなくなった場合に備え、緊急連絡先などの記入も求められます。緊急連絡先には、家族や親戚など契約者との続柄がはっきりした人物を記入するのがいいでしょう。これは保証人ではありませんが、管理会社によっては別に保証人を立てなければ賃貸が許可されないという場合もあるので注意が必要です。
②マンスリーマンションの審査のポイント
マンスリーマンションを賃貸する上での審査ポイントは、
・入居目的
・外国人の場合は契約書への署名
・未成年者は保護者の同意書
・法人契約の場合は登記簿謄本が必要
などが主な審査ポイントとなります。
マンスリーマンションは通常の賃貸物件とは違い身軽で入居できるため、「他人へ迷惑をかけないか」・「トラブルを起こさないか」などが最も重視されます。悪質な入居者を事前に見抜くために、入居目的(旅行・ビジネス・受験など)は明確にしておいた方が良さそうです。
近頃は多くの外国人が日本へ訪日していることもあり、外国人向けのマンスリーマンションも続々と登場しています。文化や風習の違いから規定を守れるかどうかを管理会社では把握する必要があるため、別途で契約書へのサインを求められることもあります。
受験などでマンスリーマンションを利用する未成年者は、保護者の同意書が必要なのはもちろんのこと、会社名義で賃貸する場合には、会社案内や謄本が必要になります。
③マンスリーマンションは無職でも入れる?
マンスリーマンションは、無職でも入居可能です。入居は審査がとおり契約が締結したあと、数日後には滞在費を支払うのが通常。入居前には全額前払いとなるため、職業・年収などはほとんど重視されません。
マンスリーマンションの契約期間は一般賃貸とは異なり、一定の契約期間(宿泊期間)が満了となった時点で契約終了を意味しています。利用者の中には受験目的で利用する未成年の学生も含まれ、必要提出書類を提出すれば入居できるシステムなので人気があります。
〇マンスリーマンションの審査に落ちるケース
「入居審査の基準が低い」というイメージのあるマンスリーマンションですが、時には審査に落ちることもあります。次のようなケースの場合、特に注意する必要があります。
①選んだマンスリーマンションのグレードが高い
マンスリーマンションはさまざまなタイプがあり、高級でハイグレードのものもあります。高級・ハイグレードに分類されるのは、立地の良さ、新築、高級家具・家電の使用、デザイナーズマンションのようなおしゃれさ、通常タイプよりも広め、ハイテクな設備など、どれだけ住みやすいのかが関わってきます。
当然ながら高級・ハイグレードタイプを選んだ場合、支払う宿泊費も高額になるため、現在の職業や年収なども問われることでしょう。管理会社の基準となるボーダーラインに届いていない場合には、残念ですが審査には通らない確率が高くなってしまいます。
②入金日までに入金していないケース
管理会社との契約書に示されているとおり、「申込後、〇〇日までには入金してください」という注意事項があるはずです。契約書に盛り込まれている入金日を過ぎてしまった場合、あるいは入金日までに入金していないケースは審査に落ちても仕方がありません。
③未成年・日本国籍のないケース
未成年者・外国籍の方でもマンスリーマンションに入居することができますが、重要なのはそれに応じた書類をきちんと提出しているかどうか、という点です。未成年者の場合には言うまでもなく保護者の同意書が必要となり、文化・風習も日本とは異なる外国人に対しては、管理会社の規定をきちんと理解できているのかというのがポイントとなります。
外国人の場合、日本語のレベルを見る上でも指定された契約内容を理解した上でサインを求められるので、日本語が理解できない外国の方には、英語でやり取りのできる外国人向けマンスリーマンションがおすすめです。
〇審査なしでマンスリーマンションのように長期滞在をしたい場合
長期滞在をする場合、マンスリーマンションを候補にあげる方も多いでしょう。しかしマンスリーマンションは、少なからず身分証明書など公的なものと写真入りのものを両方共に提示しなければなりません。急な出張や、病院近くでの身内の介護、また家のリフォーム等で仮住まいをしなければならない方におすすめなのが、審査なしで長期滞在ができるマンスリーホテルです。
マンスリーホテルのメリットとして
・面倒な審査は一切なし
・初期費用は不要
・家具や家電の購入不要(必要なものは全てそろう)
・ゴミ出しなどは定期的にホテルスタッフが行う
・光熱費などの追加料金なし
・宿泊に必要な備品類(トイレットペーパー等)はホテルが用意
などが挙げられます。通常のホテルに宿泊するのと変わらないため、書類審査や初期費用が不要というのは言うまでもありません。また宿泊日数に応じた着替えを用意するだけで、家電や家具の持ち込みも不要となります。近頃は室内で無料Wi-Fiが利用できるマンスリーホテルが増えているので、ビジネスや観光などの調べものも苦にならないでしょう。
また滞在中のゴミ出し等はホテルスタッフがやってくれるため、身の回りの整理だけで済むのもメリットの一つ。一般的な長期滞在物件では、光熱費は使いすぎた分は追加料金で上乗せされますが、マンスリーホテルでは追加料金は一切ありません。備品などもホテルが用意してくれるので、クリーニング費(洗濯費)や食事代(食事プランが付随していない場合)を考慮するだけで身軽に長期滞在が可能です。
ホテルのグレードによっては、おしゃれな客室や大浴場付きのもの、ホテル内の施設(スポーツジム)は無料で利用などメリットもたくさんあります。
〇マンスリーホテルを探すには?
マンスリーホテルを探すなら、マンスリーホテル専用サイト(https://www.monthlyhotel.jp/)がおすすめです。通常のホテル価格よりも、最大20%ものディスカウントで宿泊できるのなら利用しない手はありません。
では、実際にどのようなおすすめマンスリーホテルがあるのでしょうか。地域別おすすめマンスリーホテル4選を見てみましょう。
①【北海道】Tマークシティホテル札幌大通
住 所: | 北海道札幌市中央区南2条西7丁目 |
最寄駅: | JR「札幌駅」よりタクシーで約7分(徒歩約20分)、地下鉄「大通駅」より徒歩約7分 |
1週間の滞在金額: | ¥44,275~ |
1ケ月の滞在金額: | ¥177,120~ |
備 考: | ※期間によって金額は異なります。 公式サイトもしくはhttps://monthlyhotel.jp/にてご確認ください |
「Tmark City Hotel(Tマークシティホテル)」は、日本全国の主要都市を中心に展開するホテルブランドです。特にTマークシティホテル札幌大通では、エントランスから客室まで利用者が通る道には和のテイストが散りばめられ洗練された空間が広がっているのが大きな特徴となっています。
日本屈指の観光地でもある札幌は、毎年多くの観光客が訪れる人気スポットの一つ。日本国内だけでなく世界中から訪れる人たちに、伝統美である「和」を味わってもらおうと、客室には掘りごたつの採用や、北国ならではの木材をメインに使用したレストランなど、落ち着きのある雰囲気が人気の秘密となっています。
宿泊プランには上層階に宿泊できるグレードアッププラン(朝食付)をはじめ、航空券付きプラン、客室清掃なしでリーズナブルに宿泊できるECOプランなど、目的別に合わせたプランもさまざまです。札幌市内には大通店の他、札幌店もあるのでどちらもおすすめです。
②【東京】フレイザースイート赤坂東京
住 所: | 東京都港区赤坂5-2-33 |
最寄駅: | 東京メトロ「赤坂駅」より徒歩約7分、 「赤坂見附駅」より徒歩約10分、「青山一丁目駅」より徒歩約10分 |
1週間の滞在金額: | ¥84,700~ |
1ケ月の滞在金額: | ¥338,800~ |
備 考: | ※期間によって金額は異なります。 公式サイトもしくはhttps://monthlyhotel.jp/にてご確認ください |
「フレイザースイート赤坂東京」は、都心にありながら周囲を閑静な住宅街に囲まれているため、のんびり・ゆったりできるホテルとして人気があります。自宅にいるような感覚も覚え、全客室には洗濯乾燥機が備わっているため長期滞在者には特におすすめ。やさしい色合いのインテリアが、より一層ラグジュアリーな雰囲気をかもしだし、居心地の良さを高めています。
館内には24時間営業の充実したジムに加え、サウナ、ゴルフシュルミレーションルーム、マッサージ施設など、宿泊客は全て利用できる特典付き。さらにレストランはオールダイニングのため、朝食・ランチ・ディナータイムと和食を中心としたメニューが味わえます。
③【大阪】ジョイテルホテル新世界堺筋通
住 所: | 大阪府大阪市浪速区恵美須東2-10-9 |
最寄駅: | JR「新今宮駅」より徒歩3分、 南海「新今宮駅」より徒歩6分、大阪メトロ「動物園前駅」より徒歩約2分 |
1週間の滞在金額: | ¥42,245~ |
1ケ月の滞在金額: | ¥169,000~ |
備 考: | ※期間によって金額は異なります。 公式サイトもしくはhttps://monthlyhotel.jp/にてご確認ください |
ジョイテルホテルは大阪・兵庫を中心としたホテルグループで、シティホテルとして人気があります。大阪市内だけでも3施設があり、近頃は年ごとに増加傾向。最寄り駅まで徒歩数分なのでアクセスも良好、観光・ビジネスの拠点としてチョイスする利用者も多くなっています。
館内は自動チェックイン機やランドリーコーナーまで備わっているため、快適・スピーディーな設備も人気です。宿泊者専用ラウンジでは、コーヒーやカプチーノを片手にオープンスペースでの作業も楽々とこなすことができます。客室は重厚かつスタイリッシュな設計で、Wi-FiはもちろんUSBコンセントも備わる設備には大満足。
朝食には、毎朝ホテルで焼き上げる焼きたてパンの他、大阪ならではの食文化を堪能するような豊富なメニューをビュッフェスタイルで味わうことができます。
④【福岡】エンホテル博多
住 所: | 福岡県福岡市博多区博多駅前3-30-25 |
最寄駅: | JR「博多駅」より徒歩7分 |
1週間の滞在金額: | ¥30,870~ |
1ケ月の滞在金額: | ¥123,500~ |
備 考: | ※期間によって金額は異なります。 公式サイトもしくはhttps://monthlyhotel.jp/にてご確認ください |
「訪れた土地との縁」をテーマにしたエンホテルは、グループホテルも合わせ全国に16店舗を展開しています。「エンホテル博多」は九州初上陸の施設として注目を集め、モダンでスタイリッシュなホテル外観と客室はとてもおしゃれ。エントランスから一歩足を踏み入れると、ロビーや廊下は照明を活かした明るさが際立ち、清潔感と重厚さが感じられます。
客室は白を基調とした明るさとバスルームがガラス張りになっているため、窮屈さを感じることはないでしょう。朝食は土日祝限定で、選べるホットサンドはドリンク付きで心まで温まる美味しさ。併設された自家焙煎カフェでは、北海道の食材をたっぷりと使用した「北海道ほっとけーき」が大人気となっています。フワフワ・ぷるぷるの美味しさは、フルーツサンドとしてもおすすめです。
〇まとめ
長期滞在をするなら、身軽に宿泊でき審査不要のマンスリーホテル(https://www.monthlyhotel.jp/)がおすすめです。通常のホテルに最大20%ディスカウントで宿泊できるマンスリーホテルは、急な出張や長期滞在にもぴったりです。全国規模で利用できるマンスリーホテルなので、観光やビジネスに利用してみてはいかがでしょう。