マンスリーマンションは高い?疑問を徹底検証!
急な出張が決まったり、長期旅行を決めたものの連泊できる宿が決まらなかったり、宿泊施設の決定に困ってしまうこともありますよね。ホテルも時期によっては埋まっていることもありますし、どうしたものか途方にくれることも。そこで注目されているのが、「マンスリーマンション」というものです。
マンスリーマンションは便利な反面、「値段が高い」とも言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。ということで今回は、マンスリーマンションについて紹介するとともに、費用面についても触れていきます。ぜひチェックしてみてください。
この記事でわかること
- マンスリーマンションが高い理由
- マンスリーマンションのほかに長期滞在する方法
- マンスリーマンションよりもおすすめの長期滞在できるホテル
マンスリーマンションとは?高い理由って?
マンスリーマンションは費用が高いと言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。まずは、マンスリーマンションがどんなものなのかということについて紹介していきます。
マンスリーマンションってどんな物件
マンスリーマンションというのは、その名の通り1ヶ月単位を基準として借りることのできる賃貸マンションのこと。通常の賃貸マンションが2〜4年からの契約となることを考えると、短期的な利用ができるのが大きな魅力といえます。ちょっとした旅行や出張などの際に便利なのです。
マンスリーマンションを使用する目的
マンスリーマンションを利用する目的というのは人それぞれではありますが、主に以下のような目的で利用されることが多いようです。
- 急な出張
- 長期的な旅行
- リフォーム時の仮住まい
- 親戚の通院や付き添いの際の借り家
- 受験時の宿泊場所
- 趣味の活動で使う
- 一人暮らしのお試し
基本的には自身の家とは離れた場所に行く時に、長期的な宿泊場所として使用する目的が多いようです。リフォーム時も仮の住まいを探すのが大変ということもありますが、マンスリーマンションであればすぐに入居できるので便利です。
マンスリーマンションのメリット
マンスリーマンションを利用することで得られるメリットは、以下のようなものがあります。
- 初期費用が不要
- 退去費用も不要
- 家具が揃っているのですぐに生活できる
- 細かい契約が不要
- 保証人が入らないことが多い
- セキュリティが万全
基本的にマンスリーマンションは家具が全て揃っているので、初期費用をかけずにそのまま入居が可能です。また、敷金や礼金が不要なので、その点でも費用の負担は大きく減るでしょう。
入居に関する審査も通常の賃貸マンションと比較すると甘く、契約がスムーズに進むのも魅力です。さらに、すぐに人が入れ替わるマンスリーマンションでは鍵の配布ではなく、暗証番号式の電子ロックが基本。セキュリティ面も万全で、女性の一人暮らしでも安心できます。
マンスリーマンションのデメリット
マンスリーマンションは魅力的なものでメリットもたくさんありますが、少なからずデメリットもあります。デメリットについては、以下のようなものが挙げられます。
- 入居審査が甘く、隣人とトラブルになることも
- 住む期間によっては割高になることも
- 賃料は基本的に一括払い
- 住民票を移せない
- 内見ができない
- 防音性能は低い
- インテリアの変更ができない
- 通常賃貸と契約条件が大幅に異なる
入所のための審査が甘いのはメリットである反面、どんな人でも入居できることでトラブルに発展する可能性も高くなります。また、契約から入居するまで内見ができないというのも不安材料のひとつ。インテリアや家具はあらかじめ決まっているので、自分好みにしたいという人は不満を感じることもあるかもしれません。
また、住む期間によっては費用が割高になってしまうことも。さらに、費用は入居する期間分を前払いしなければならないので、敷金礼金が不要ではあるのですが、結果的に最初にまとまったお金を支払わなければならず、期間によっては負担が大きくなります。
マンスリーマンションが割高になる理由
マンスリーマンションの費用は、どうして割高になってしまうのでしょうか。
家具が最初から揃っていることも、要因の一つです。通常の賃貸マンションであれば自分で家具を揃えることになるので、努力次第では安く調達することもできます。ただ、あらかじめ家具が決まっているマンスリーマンションでは、家具を選べないので、高額な家具の費用がそのまま内訳に反映されてしまうのです。
また、光熱費に関してもあらかじめプランが決まっており、既に契約済み。お得なプランに切り替えることもできず、その分費用がかさんでしまうのです。
こうした費用は基本的に入居時に一括支払いとなるので、最初にまとまった費用が必要となります。
マンスリーマンションの料金の仕組み
マンスリーマンションでは、どのように料金が設定されているのでしょうか。
基本的に敷金や礼金はかからず、借りる期間によって1日当たりの賃料は変わってきます。例えば、1ヶ月未満の場合は1日あたり4,000円ほどかかりますが、1年借りる場合には1日当たり2,000円で住むことも。長く利用するほどお得になるのは、覚えておきましょう。
また、退去後の清掃費用も借りる期間によって異なります。こちらは逆に長く使用した方が料金は高くなります。例えば1ヶ月未満の場合は13,000円ほどですが、1年借りる場合は30,000円ほどかかってしまうこともあります。
マンスリーマンションでかかる費用
マンスリーマンションを利用する場合、どのようなお金がかかるのでしょうか。以下にまとめてみました。
賃料
マンスリーマンションも賃貸物件ですから、当然賃料が必要です。先に説明したように、契約期間によって1日あたりの賃料が変動し、長く滞在した方が1日当たりの賃料は安くなります。
また、同じエリアにあるマンスリーマンションでも、物件の広さや築年数、設備のレベルによって賃料は違います。周辺の競合マンションの状況や空室状況、時期によっても賃料は変動するので注意してください。
光熱費(ガス、水道、電気)
住む際に必要となる光熱費も、通常のマンションと同様に入居者が支払わなければなりません。ただ、マンスリーマンションは通常のマンションとは異なり、入居時に入居期間に応じた光熱費をまとめて支払うことになります。
そのため、一般の賃貸物件では使用量に応じて費用が変化しますが、マンスリーマンションの場合は1日あたりの料金が固定です。節約をしても安くなることはないので、あまり気にしなくても良いでしょう。
光熱費は自由にたくさん使うことができる反面、運営会社が決めた使用量を大幅に上回ると、別途で請求されることもあります。
管理費(・共益費)
管理費や共益費というのは、マンションやアパートなどの集合住宅では基本的に支払わなければなりません。ロビーや廊下、ごみ捨て場などの入居者が共同で使うスペースの管理費用と考えれば、わかりやすいでしょう。
こちらも1日当たりの料金が固定となっており、一般的な賃貸マンションなどと同じシステムです。管理費は賃料とは別料金なので、高いと負担になってしまうこともあります。ただ、管理費があまりに安すぎる場合には、管理体制がずさんになっている場青もあるので、注意が必要です。
清掃費
清掃費は、退去後にかかる料金です。マンスリーマンションも賃貸ですから、退去後には現状復帰をさせて次の借主に引き渡すことになります。毎日掃除をして綺麗にしていたとしても、清掃費の変動はなく、基本的に、1日当たりの固定料金となります。
長く住むほど部屋は劣化し、清掃に時間がかかる状態となります。そのため、清掃費は借りる期間が長くなればなるほど、1日当たりの費用が高くなっていくのです。退去後に使われる費用ではあるものの、支払いは入居前となります。
マンスリーマンションは高い!他に長期滞在をかなえる方法3選
マンスリーマンションは短期的に借りられて便利ではあるものの、清掃費用や光熱費が固定だったりして、逆に高くついてしまうこともあります。費用を安く済ませたいのであれば、以下のようなものを利用するのもおすすめです。
1、民泊
民泊というのは近年注目されている宿泊施設で、一般の人の家を宿として貸し出すというサービスです。ホテルのように宿泊者向けの設備が揃っているわけではなく、あくまでも人の家に泊まる、という感覚です。
ただ、その分普段は味わえないような経験をすることができますし、場所によって伝統的な食事などを振舞ってもらうこともできるでしょう。現地の人の体験をすることができ、宿主と交流が持てるのも大きな魅力です。
民泊はホテルのような一流の宿泊施設ではありません。一般賃貸よりも賃料がやや高いこともありますが、管理費などが固定となっているマンスリーホテルと比べると、リーズナブルに利用することができるでしょう。
2、ビジネスホテル
ホテルは数日間の短期宿泊のイメージが強いですが、近年では長期宿泊プランを採用しているホテルも増えています。ホテルは宿泊のための設備が揃っているので、快適に過ごすことができるのが大きな魅力です。
ベッドメイキングやハウスキーピングなどもサービスの一環となっているので、常にきれいな環境に身を置くことができます。眺望の良いホテルやレストランや遊戯施設が併設されているところもあり、十分に楽しい時間を過ごせるでしょう。
長期的な利用となると料金がかさむこともありますが、数週間〜1ヶ月程度乗利用であれば、マンスリーホテルよりお得なことも多いです。
3、ユースホステル(ゲストハウス)
ユースホステルというのは、旅行者向けの簡易宿泊施設です。基本的に部屋はドミトリーと呼ばれる7〜8人の「相部屋」ですが、様々な国からの旅行者と宿を共にすることができるので、グローバルな交流ができるのが大きな魅力です。
一つの部屋にたくさんの人が泊まれるということもあり、1人あたりの宿泊料も非常にリーズナブル。近年ではおしゃれなユースホステルも増えており、注目が集まっています。
マンスリーマンションよりコスパ良い!おすすめの長期滞在ができるホテル
マンスリーマンションはコストがかかる、ということを紹介してきました。できるだけ費用を抑えて長期滞在したいという人のためにおすすめのホテルをピックアップしたので、チェックしてみてください。
【東京】sequence SUIDOBASHI
引用元:https://monthlyhotel.jp/landing/FqNXnMbgfd9gtuYzvzZ8NZ3L
sequence SUIDOBASHIは、女性にも人気のホテルです。水道橋駅から徒歩1分という好立地にあり、利便性が抜群でスポーツ観戦や映画鑑賞などにも出かけやすいのが魅力。屋外のオープンテラスではパブリックビューイングも可能で、ラウンジやテラスでは優雅な朝食も楽しめます。
詳しくはこちら
https://monthlyhotel.jp/landing/FqNXnMbgfd9gtuYzvzZ8NZ3L
【大阪】ベストウェスタンホテルフィーノ大阪心斎橋
引用元:https://monthlyhotel.jp/landing/E5mLNnH2kCsDTWrkVwsTnCJa
木をベースに使ったこちらのホテルでは、あたたかなぬくもりの中、ゆったりとした時間を過ごすことができます。全室に40インチのテレビが完備されており、リラックスタイムを満喫できるのも嬉しいポイントです。
アメリカンブレックファーストを意識した朝食も魅力で、20種類以上の食品からビュッフェを楽しめます。
詳しくはこちら
https://monthlyhotel.jp/landing/E5mLNnH2kCsDTWrkVwsTnCJa
【広島】スーパーホテル広島天然温泉・薬研堀通り
引用元:https://monthlyhotel.jp/landing/a7kwEUj2XX6ijPL6Y3m9GfkZ
広島の繁華街の中心部にあるこちらのホテル。ロビーは広々としており、開放感も抜群。緑も豊かで居心地がよく、長期滞在でも飽きずに楽しめるでしょう。
さらに、快適な睡眠の提供にも力を入れており、ベッド幅が広くゆったりと眠ることができます。天然温泉の大浴場やウェルカムバーなどのサービスも充実しています。
詳しくはこちら
https://monthlyhotel.jp/landing/a7kwEUj2XX6ijPL6Y3m9GfkZ
【東京】リッチモンドホテルプレミア東京押上
引用元:https://monthlyhotel.jp/landing/yeoDVmfUfaxxWTigYtixAamN
東京の押上にあるこちらのホテルでは、全室Wi-fi対応、無料VODがついており、リラックスタイムも満喫できる上に仕事での出張にも役立ちます。スカイツリーを前に佇む立地なので、眺望も抜群。1日の終わりにゆったりとした気分で景色を眺めることができます。
ツインルームでは、バス・トイレが別になっており、複数人での利用にも便利。レストランでは和洋ビュッフェを楽しめますし、まさに至れり尽くせりのサービスを楽しめます。
詳しくはこちら
https://monthlyhotel.jp/landing/yeoDVmfUfaxxWTigYtixAamN
ナインアワーズ中洲川端駅
引用元:https://monthlyhotel.jp/landing/sAu3XXzNe1bjKfc9DT5mtsBG#1
福岡県にあるこちらのホテルでは、カプセル式の部屋がメインとなっており、リーズナブルな価格で利用ができます。年中無休で利用できるので急遽宿が必要になった、というときにも便利です。
カプセル内は角がなく、繭のような形になっているのが特徴。閉塞感がなく、狭い空間でもゆったりと過ごすことができます。老舗の枕専門店が開発した枕を採用し、寝心地にもこだわっています。照明も明るさを調整できるので、自分好みに設定して空間を楽しめるのも大きな魅力です。
詳しくはこちら
https://monthlyhotel.jp/landing/sAu3XXzNe1bjKfc9DT5mtsBG#1
まとめ
今回は、マンスリーマンションの価格について言及すると共に、オススメのホテルについても紹介してきました。マンスリーマンションはすぐに入居できて便利な反面、期間によっては費用が高くなってしまうことも。そのようなときには、長期利用できるホテルを利用するのもおすすめです。
Monthly Hotel(https://www.monthlyhotel.jp/)では、リーズナブルな価格で長期滞在できるホテルをたくさん紹介しています。出張や旅行などで滞在先を探しているという人は、ぜひチェックしてみてください。