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マリオットが『モクシー大阪新梅田』を2020年秋に開業ー日本3軒目

マリオット・インターナショナルが、2020年秋にホテル「モクシー大阪新梅田」の開業を発表した。「モクシー大阪新梅田」は、国内では3軒目、大阪では「モクシー大阪本町」に続く2軒目のモクシー・ホテルとなる。

モクシー大阪新梅田
マリオット・インターナショナルの5月16日の発表によると、マリオット・インターナショナルが、2020年秋にホテル「モクシー大阪新梅田」を開業する。
「モクシー大阪新梅田」は、積水ハウス株式会社がプロジェクトマネジメントを担い、積水ハウスとシンガポールの民間最大の不動産デベロッパーであるファー・イースト・オーガナイゼーションが建物を所有する。
大阪市の「モクシー大阪新梅田」は、観光スポットやショッピングエリアにも近く、多くの大企業の本社ビルや地元の飲食店へも好アクセスでビジネス・レジャー双方に利便性の高い立地。また、2024年に街開きが予定されているJR大阪駅北側の「うめきた」2期区域にも近く、周辺エリアのさらなる賑わい創出が期待されている。
客室は288室を予定している。
モクシーブランドの日本展開
モクシーホテルは、2014年、「モクシー・ミラノ」のオープンからスタートしたミレニアル世代を主要なターゲットとする、マリオット・インターナショナルの新たなブランド。
モクシーブランドの日本出店は3軒目となる。「モクシー東京錦糸町」は、205の客室を擁し、新宿、渋谷、銀座など主要なエリアへのアクセスも便利な錦糸町に位置している。
堺筋本町駅から徒歩5分に位置し、全155室の「モクシー大阪本町」は、大阪を楽しみたい旅行者やビジネス利用の双方に最適な”遊び場”を提供している。

マリオット・インターナショナル アジア太平洋 開発担当最高責任者 ポール・フォスキー氏のコメント
「日本におけるモクシー・ホテルの3カ所目の開業によって、個性あふれるホテルブランドがマリオット・インターナショナルの成長著しいポートフォリオにまたひとつ加わることになります。コンセプトにおいてもデザインにおいても、マリオットの既存のホテルとは一線を画す「モクシー大阪新梅田」の開業を今から心待ちにしています。当社へ厚い信頼を寄せていただいている積水ハウスと再びパートナーシップを発揮できるのも大変喜ばしいことで、積水ハウスにとってはマリオット・インターナショナルのブランドでは7カ所目のホテルとなります」

モクシーホテルのレビュー分析
メトロエンジンリサーチのレビュー分析によると、すでに国内に出店している2軒のモクシーホテルは、モクシー東京錦糸町については、客室や設備について高い評価を得ており、特にその清潔感について宿泊客から多くの支持を集めている。課題としては価格と立地が挙げられ、これらの評価が改善されることで、さらなる支持の拡大につながりそうだ。
モクシー大阪本町も同様に、客室や設備に対する評価が高く、清潔感や客室からの眺めに取りわけ定評があるホテルとなっている。課題としては、料金や部屋の広さが挙げられ、顧客満足度を高める鍵となりそうだ。

いずれのホテルも15,000-20,000円の宿泊料金となっており、ビジネスホテルのカテゴリーとしてはやや高級価格帯となっており、その点がこれらの評価につながっている模様だが、全体的な評価は高く、既存店のこうした状況を踏まえて、3軒目のホテルの戦略をモクシーがどう描くのかが注目だ。

出典:マリオット・インターナショナル

 

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