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【取材】昭和初期の歴史的建造物を再生したホテル「Hotel宇多野京都別墅」11月5日開業

ホテルニューアワジグループは、2024年11月5日に京都市で3軒目のホテル「Hotel宇多野京都別墅(ほてるうたのきょうとべっしょ)」を開業した。

「Hotel宇多野京都別墅」は、京都市右京区宇多野地区に位置する昭和初期の歴史的建造物「旧鳴滝寮」を、京都市の「上質宿泊施設誘致制度」を活用して再生したホテル。京都を代表する観光名所・嵐山からわずか十数分という恵まれた立地で、京都西部巡りの拠点として便利とのこと。

本記事では、「Hotel宇多野京都別墅」について、ホテルニューアワジグループ副社長 木下紘二氏に取材を行った。

▷ ホテル公式サイト:https://www.hotel-utanokyoto.com/

―――「Hotel宇多野京都別墅」の特徴や魅力を教えてください

▲Hotel宇多野京都別墅 外観

昭和初期の歴史的建造物「旧鳴滝寮」をリノベーションしたホテルです。すべての客室に癒しの占有温泉風呂をご用意しています。

また、敷地内におよそ1000坪もの日本庭園があることも特徴です。中心市街地の喧騒から離れた静寂の別邸で、心と体を休めながら、ゆったりと過ごしていただけます。

―――「旧鳴滝寮」を再生する際に特にこだわった点や課題があれば教えてください

「京都を彩る建物と庭」に認定を受け、90年前に作られた棟「鳴滝本館」を、柱や格天井、けやきの違い棚、大津磨きの壁など、原則建物をそのまま使用することにこだわりました。

和紙を使った照明や光壁などを内装に用いたり、家具や備品を使って快適なホテル空間を作ったり致しました。

また、洋館はアールデコ洋式をそのままに受け継ぎ、西洋の意匠と合わせて、温泉を用いた風呂や、お風呂の向かいにインナーテラスを設けるなど、見た目に調和したくつろげる空間を創出致しました。

さらに中庭を囲う形で新館を併設し、違った3タイプの客室空間をご用意することで、ゲストの目的に合致するよう工夫を致しました。

――― 宿泊される方にどのような価値や体験を提供したいとお考えでしょうか

▲鳴滝本館 松の間から庭園を臨む

淡路と京都は古くから繋がりが深く、御食国と云われるように、食材を京都へ運んでいました。それを活かしたディナーや朝食を、ライトアップされた日本庭園や朝の爽やかな眺めとともに愉しんでいただけます。

また、周囲には金閣寺〜龍安寺〜仁和寺を結ぶ世界遺産ロード「きぬかけの道」や、荷物を預けて懐かしい嵐電に乗り嵐山まで手ぶら観光を楽しんでいただけます。少し足を伸ばすと、北野天満宮などもございます。

 ――― 最後に開業に向けた意気込みを教えてください

▲Hotel宇多野京都別墅 正門

ホテルニューアワジグループの地元である関西圏のお客様には、大切な方との時間をここ宇多野でお過ごしいただき、心も体もより元気になってご出発いただきたいです。

国内外からお越しの観光目的のお客様に、思い出に残る記念のホテルとなるようサービスを心掛け、地域活性化に貢献出来るホテル運営を目指していきたいです。

■ホテル概要

名 称  Hotel宇多野京都別墅(ほてるうたのきょうとべっしょ)
所在地  〒616-8205 京都市右京区宇多野御屋敷町14
開業日  2024年11月5日(火)
URL   https://www.hotel-utanokyoto.com
チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00
施設概要
 客室10室(全室温泉風呂付)、レセプション、ラウンジ&ダイニング
 ジェラテリア、ショップ
アクセス 
 JR京都駅から車・タクシーで約25分、嵐山から車・タクシーで約15分
 名神高速道路 京都東インターから約40分、京都南インターから約30分
 *駐車場10台/無料
 *JR山陰本線(嵯峨野線)花園駅までの送迎も承ります(随時)

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