株式会社 Plan・Do・See は、2021 年夏(予定)に任天堂旧本社ビル(京都市下京区鍵屋町)を約20室のホテルとして開業する。京都市下京区ホテル展開状況と合わせてお送りする。
昭和初期の建築当時の佇まい、安藤忠雄建築研究所が設計監修
出典:Plan・Do・See
同建物は、かるた・花札等の製造・販売会社として創業され、現在は家庭用ゲーム機など娯楽製品の開発・製造・販売をしている老舗企業『任天堂』が、かつて本社を構えていたもので、現在は任天堂創業家の資産管理会社である株式会社山内が所有している。
五条通と七条通の中間にあり、西には東本願寺、東には鴨川を眺めることが出来る京都市内の中心地に位置し、歴史の面影が色濃く残る街並みの中に昭和初期の建築当時の佇まいそのままに現存しており、当時の役割を終えた今でも、街並みの一部として大切に守られている。
新しく生まれ変わる(仮称)かぶやま Project は、安藤忠雄建築研究所が設計監修、ノム建築設計室が設計、大林組が施工を担当し、既存建物の改修と一部新築の計画。
客室数は約20室、宿泊者用の施設としてレストラン・バー・ジム・スパなどを備え、国内外の顧客に快適な滞在を提供。街の人々に愛され守られてきた誇りある建物を、数々の古き良き伝統として現代に蘇らせてきたPlan・Do・Seeだからこそ出来る“おもてなし”が溢れたホテルとして、今後も永らく人々に愛されることを目指しているとのこと。
出典:Plan・Do・See
京都市下京区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、京都市下京区には宿泊施設が751、部屋数にして20,352室が提供されている。
新規開業予定は21施設、部屋数にして3,663室が新たに供給される見込み。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
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