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【取材】ヒルトン、ニセコに冬季限定ホテル「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ タペストリー・コレクションbyヒルトン」開業

世界有数のパウダースノーで知られる北海道・ニセコに、「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ タペストリー・コレクションbyヒルトン」が開業した。米国発の大手ホテルグループヒルトンが展開するライフスタイルブランド「タペストリー・コレクションbyヒルトン」の日本初進出となる。

アンヌプリ山の麓、ニセコビレッジスキーリゾートに直結し、冬季限定で営業する点も特徴だ。自然や文化、アートを融合させた空間づくりを通じ、滞在そのものを目的とする旅の在り方を提示する。同ホテルは、観光地として成熟が進むニセコにおいて、量から質へと向かうリゾート開発の潮流を象徴する存在として注目を集めそうだ。

本記事では、同ホテル開業の経緯やその魅力などについて、ヒルトンに取材した。

▷ホテル公式HP:https://www.hilton.com/ja/hotels/ctsglup-the-green-leaf-niseko-village/

―――「タペストリー・コレクションbyヒルトン」日本初進出の舞台としてニセコを選んだ決め手と、ニセコのどの魅力を核に据えたのか教えてください。

▲ホテル外観

「タペストリー・コレクションbyヒルトン」は、独立したホテルからなるコレクションブランドです。それぞれのホテルが個性豊かで活気にあふれ、訪れる価値のあるデスティネーションにおいて、ひと味違った体験をお客様に提供しています。

今回「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ」のリブランドに際し、私たちはソフトブランドという形態が最適だと考えました。なかでもタペストリー・コレクションbyヒルトンブランドはホテル固有の特性と最も合致しており、ホテルの魅力を“そのまま個性として立ち上げられる”点が決め手になりました。

―――「冬季限定で営業」という運営形態にした理由と、冬に集中することで実現したい体験価値を伺えますか。

▲キングゲストルーム

歴史的に、「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ」は、ニセコの世界的に有名なパウダースノーとアルペン文化を存分に楽しむため、冬に特化したリトリートとして運営されてきました。その結果、スキーイン・スキーアウトの便利さや天然温泉、“第二の我が家”のようなロッジ風の雰囲気を備え、季節ならではの本格的な体験を提供してきた背景があります。

現在、「タペストリー・コレクションbyヒルトン」ブランドとして、ニセコをオールシーズンのデスティネーションとして紹介するため、段階的にリポジショニング、強化、そしてより良いカスタマージャーニーの構築に取り組んでいます。私たちは、四季折々の北海道の美しさを、年間を通じてお届けすることを目指しています。冬はスキー、夏はハイキングやサイクリング、そして、地元のアートや食の体験をお楽しみいただけるデスティネーションです。

―――ホテル全体でアートを核に据えた狙いは何でしょうか。富岡惣一郎氏の作品展示を含め、お客様の体験導線としての工夫を教えてください。

▲ロビーラウンジ「トミオカホワイト」

アートは、タペストリー・コレクションbyヒルトンブランドを象徴する要素であり、個性と地域の本質を讃える存在です。「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ タペストリー・コレクションbyヒルトン」では、北海道の文化と自然美にお客様が没入できるような “場所の感覚”を創り出すことを目指しました。

館内には、著名な画家・富岡惣一郎氏による約200点の作品が展示されており、その静謐な風景画はホテルのデザインストーリーにインスピレーションを与えています。さらに、バーでは富岡氏の雪をテーマにした代表作にオマージュを捧げるシグネチャーカクテル「トミオカホワイト」を提供。地元食材を使い、ニセコの冬の純粋さと芸術性を表現した一杯です。

また、札幌を拠点に活動するアーティスト兼グラフィックデザイナー・白鳥絵美氏の作品も取り入れています。ニセコの野生動物を現代的に解釈した彼女の作品は、壁面アートやダイニングメニュー、総支配人からのメッセージカードなど、お客様のさまざまなタッチポイントで採用しています。さらに、ルームキーには個性的な動物モチーフが施され、日常のアイテムにアートの魅力を吹き込んでいます。

こうしてアートをホテルに統合することで、アートは体験型の旅へと変わります。廊下、キー、カクテルのすべてが物語の一部となり、デザイン・自然・文化が融合する冬のリトリートとしてホテルのアイデンティティを強化しています。

―――温泉を「冬の隠れ家」という物語にどう接続していますか。滞在の中での“おすすめの過ごし方”があれば伺いたいです。

▲シグネチャーレストラン「五色」

天然温泉は、「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ タペストリー・コレクションbyヒルトン」が“冬の隠れ家”として語るストーリーの中心です。源泉は理想的な温度と湯量を保ち、内湯、露天風呂と温泉水を利用した温水プールを備えた本格的な温泉体験を提供します。お客様は、雪に覆われたニセコの景色に囲まれながら温泉に浸かり、ゲレンデの活気とは対照的な静けさを楽しむことができます。

この自然と癒しの調和は、意図的に設計されたものです。スキーを満喫した一日の終わりに、温泉は心身を回復させるリチュアルとなり、お客様にゆっくりと北海道の季節美に浸る時間をもたらします。究極の癒しを求めるお客様には、夕暮れ時の露天風呂がおすすめです。雪が静かに降り積み、山々が夕暮れに溶け込む光景は、ニセコの冬の魅力を象徴する魔法のような瞬間です。

また、大きな魅力のひとつはスキーイン・スキーアウトのアクセスです。お客様は手間なくゲレンデに出られ、スキーを最大限楽しめます。当ホテルでは、単に滞在する場ではなく、アートと自然、そして快適さに囲まれた“第二の我が家”のようなロッジスタイルの体験を提供します。

お食事も滞在のハイライトのひとつです。館内での充実したダイニング体験に加え、隣接する「ヒルトンニセコビレッジ」や「ニセコ 世(NISEKO-YO)」では多彩な料理を楽しめ、滞在中にグルメ体験を満喫できます。

―――最後に、貴ホテルとして「ニセコの冬の魅力」をどのように伝えたいのか、滞在を通じてお客様に届けたい価値を教えてください。

「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ タペストリー・コレクションbyヒルトン」を通じて、私たちは、ニセコの冬が持つ本物の魅力を紹介し、ヒルトンならではのホスピタリティをお届けすることを目指しています。私たちの目標は、ワールドクラスのスキーを楽しみ、地元文化に浸り、まるで“第二の我が家”のように感じられる空間でくつろげる、冒険心と癒しが共存する滞在を創り出すことです。

これは、ヒルトンのバリューである「ホスピタリティ」「誠実さ」「リーダーシップ」「チームワーク」などに基づいており、心温まる誠実なサービス、透明性のあるコミュニケーション、そしてニセコビレッジ全体でのシームレスな体験をお約束します。

お客様はスキーイン・スキーアウトの利便性を享受し、天然温泉でくつろぎ、北海道の四季折々の味覚を堪能できるダイニング体験をお楽しみいただけます。また、ヒルトン・オナーズ会員限定の特典を通じて、パーソナライズされたサービスとロイヤリティプログラムの取り組みをさらに強化します。

最終的に、当ホテルを訪れるすべてのお客様に、ニセコの美しさ、日本文化、そしてヒルトンの心温まるホスピタリティとのつながりを感じていただきたいと思います。

■ホテル概要

名称:ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ タペストリー・コレクションbyヒルトン
所在地:〒048-1592 北海道虻田郡ニセコ町東山温泉
TEL:0136-44-3311
チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
総部屋数:200室
駐車場:あり(150台・無料)
URL:https://www.hilton.com/ja/hotels/ctsglup-the-green-leaf-niseko-village/

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