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ヒルトン沖縄宮古島リゾート 着工開始

三菱地所株式会社と鹿島建設株式会社は、 両社が事業主となって開発を行うヒルトン沖縄宮古島リゾートの建設工事に着手したと22日発表した。 宮古島・トゥリバー地区に建設される当ホテルは、 ヒルトンが運営し、 2023年初夏に開業予定だ。

ホテル外観は琉球石灰岩をイメージしたベージュ基調

ヒルトン沖縄宮古島リゾートは宮古空港から7キロの地点に建設され、車で約15分と、宮古島の中心や伊良部大橋からも近く利便性が高い立地となっている。ホテルは 宮古ブルーの海に面し、 夕焼けや伊良部大橋の全景を望むことができるという。

2018年に開業したイラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古 に続く、外資系ホテルの宮古島進出だ。

三菱地所株式会社と鹿島建設株式会社ともに国内でのビーチリゾートホテルの開発を行うのはこれが初のケースとなり、 ヒルトンにとっては2020年7月に開業したヒルトン沖縄瀬底リゾートに続き、 沖縄県内6軒目のホテルかつ、離島へは初進出となる。

ツインルームやキングルームなどを中心とした全329室の客室からなる当ホテルは、カップルから家族連れまで多様なゲストに対応できる。館内には朝昼夕食を提供するオールデイダイニングのほか、 日常とは異なる高級感を味わうことができるイタリアンレストラン、また気軽に利用できるロビーバーなど、ニーズやシーンに合わせてゲストが選び、 リラックスできるようになっている。

 ファミリー向け、 キッズ向け、 大人向けの3つの屋外プールが用意されているほか、悪天候時でも楽しめる屋内プールやフィットネスルーム、 スパやキッズクラブも併設されている。

豊な自然や文化的資産に恵まれる宮古島は近年リゾート地として人気が高まっており、羽田や関西、 名古屋などから定期便が運航する宮古空港や、下地島空港に 新たなエアラインの就航が続く。今後、 新型コロナウイルス感染症により落ち込んでいる観光需要が回復するにつれ、リゾート地としての更なる発展が期待されている。

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