爽やかな風と青空が広がる夏はドライブに適した季節であり、各地の魅力的なドライブスポットが注目を集めている。株式会社NEXERはグーネット中古車と共同で、全国の男女1136名を対象に「今年の夏にドライブで行きたい場所」に関するインターネット調査を実施した。
調査期間は2025年6月25日から7月4日で、有効回答は1136件であった。質問内容は行きたい場所とその理由について尋ねるものであった。
北海道・東北地方では第1位に函館山が選ばれた。夜景の美しさが理由として多く挙げられ、中学時代の修学旅行で訪れた思い出や再訪への期待が見られた。第2位は小樽運河で、夜景や温泉、海鮮料理といった要素が支持を集めた。同率3位には新名所のエスコンフィールドと自然豊かな十和田湖が並び、道中の景色や食の魅力も評価されている。
関東地方では江の島が第1位となった。海の景観や雰囲気を好む声が多く、海のない県に住む人からの支持も目立った。第2位には富士山と那須高原が同率で入り、涼しい環境や雄大な自然景観が理由に挙げられた。
中部地方では富士山とユニバーサルスタジオジャパンが同率1位となった。富士山は過去の訪問経験からの再訪希望や景観への評価が多く、ユニバーサルスタジオジャパンは人気と楽しさを理由に挙げる回答が目立った。第3位は自然が多く涼しい上高地であった。
近畿地方では淡路島が第1位で、自宅からの距離や景色、グルメ、ペットへの配慮が理由として挙げられた。第2位は琵琶湖、第3位は天橋立であり、水辺の景観を楽しむドライブが好まれている。
中国・四国地方ではしまなみ海道が第1位となった。瀬戸内海の景観や風の心地よさが支持を集め、淡路島とユニバーサルスタジオジャパンが同率2位に入った。
九州・沖縄地方では高千穂峡が第1位で、涼しさやパワースポットとしての魅力、新しい橋の完成などが理由として挙げられた。第2位にはハウステンボスとしまなみ海道が同率で入り、自然景観やリゾート感が評価された。
今回の調査では、全国的に涼しさや自然の絶景を求める傾向が見られた。夏のドライブは目的地のみならず、道中の景観を楽しむことも魅力の一つである。暑さや渋滞に注意し、安全運転で季節ならではの体験を楽しむことが望ましい。