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NEWT、「大人の社会科見学」におすすめの自治体ランキングTOP30を発表

(出典:株式会社令和トラベル

株式会社令和トラベルが運営する旅行アプリ『NEWT(ニュート)』は、敬老の日にあわせて親子三世代で楽しめる「大人の社会科見学」に注目し、全国1,724の自治体を対象とした「大人の社会科見学におすすめの自治体ランキングTOP30」を発表した。本ランキングは「学びの多層性」「アクセスと周遊しやすさ」「世代横断型プログラム」「地域全体の物語性」「SDGsへの取り組み」の5つの評価軸で構成され、令和トラベルが独自に調査と評価を行い作成したものである。工場や博物館を訪れるだけでなく、地域の産業や歴史、技術に触れることができる点が特徴であり、三世代で訪れることで会話や交流が生まれ、特別な思い出を作る機会となるとしている。

(出典:株式会社令和トラベル

ランキング1位に選ばれたのは新潟県の燕市三条市である。この地域は金属加工の世界的産地として知られ、毎年秋に開催される「燕三条 工場の祭典」では、普段は立ち入れない工場を公開し、職人の技を間近で体験できる。包丁やカトラリーなど日常生活に根ざした製品を通じ、ものづくりの精神や持続可能な価値を伝える「地域全体の物語性」が高く評価された。燕市の担当者は、金属洋食器が国内シェアの9割を誇る歴史を紹介し、産業史料館や工場見学を通じて三世代で学びを深める旅を呼びかけた。三条市の担当者も、オープンファクトリーや工場の祭典が地域の技術力を知る契機になると述べ、多くの人々に訪れてほしいとコメントした。

(出典:株式会社令和トラベル

2位は富山県高岡市であり、400年以上の歴史を持つ「高岡銅器」を中心とした産業観光が注目を集めた。特に株式会社能作の施設では鋳物製作体験やカフェ、ショップが揃い、伝統産業を現代的に体験できる拠点となっている。加えて、千本格子の町並みや国宝瑞龍寺など、伝統と革新が共存する地域全体の魅力が高く評価された。3位は福井県鯖江市であり、めがねフレームの国内シェア9割を誇る「めがねのまち」として、博物館や製作体験を通じて世代を超えて楽しめる点が評価された。

(出典:株式会社令和トラベル

4位は広島県呉市で、潜水艦を展示する海上自衛隊呉史料館や「大和ミュージアムサテライト」など、近代造船と製鋼の歴史を学べる施設が揃っている。現役艦船を望む観光スポットやクルーズも人気で、迫力ある社会科見学が体験できる。5位の佐賀県有田町は磁器発祥の地として、窯元や博物館を巡るだけでなく、ろくろや絵付けの体験が三世代で楽しめるまちとして評価された。6位には広島県東広島市、7位には愛知県常滑市、8位には岡山県倉敷市が続き、それぞれ酒蔵文化や焼き物、ジーンズ文化など地域固有の物語が高く評価された。

今回のランキングを通じて、単なる知識の習得にとどまらず、地域の歴史や文化、産業の物語に触れることができる「大人の社会科見学」が、世代を超えて楽しめる新しい旅行の形として注目されている。五感を使い、体験を通じて学ぶ旅は、スマートフォンの画面では得られない感動と理解をもたらすものであり、敬老の日の旅行計画や週末の外出先の参考となる内容である。

海外旅行・国内旅行のツアーやホテル予約アプリNEWT(ニュート)」による調査
記事URL:https://newt.net/jpn/niigata/mag-26501128722

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