デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」を運営するAgoda Company Pte. Ltd.は、2025年10月から11月にかけての紅葉シーズンにおける検索動向を前年同時期と比較・分析した結果を発表した。分析の結果、中部および関西・中国・四国エリアにおいて、前年を25〜40%上回る高い検索数の伸びが確認された。特に香川県が前年比49%増、静岡県が38%増、兵庫県が33%増、広島県が26%増と大きく伸びており、紅葉と温泉を組み合わせた滞在型旅行が引き続き人気を集めていることが明らかとなった。
香川県では、栗林公園、美霞洞渓谷(みかどうけいこく)、大窪寺など、名園や渓谷、山寺といった多様なロケーションが注目されており、穴場の紅葉旅の目的地として人気が上昇している。静岡県では、寸又峡(夢の吊橋)、修善寺温泉、小國神社など、自然と温泉を融合させた滞在型旅行が選ばれる傾向が見られる。兵庫県では、有馬温泉、相楽園、瑞宝寺公園といったスポットで紅葉が楽しめ、市街地からのアクセスの良さも人気を支えている。広島県では、宮島・紅葉谷公園、帝釈峡、尾関山などが注目を集め、世界遺産観光と紅葉の組み合わせによる検索数の上昇がみられた。
Agoda International Japanのカントリーディレクターである中林さとみ氏は、「紅葉シーズンの旅は日本ならではの魅力を感じられる季節の体験として、国内外の旅行者から根強い人気を集めています。東京や京都などの定番スポットだけでなく、美しい紅葉と温泉を一緒に楽しめる地域にも関心が高まっています。アゴダは今後も、四季折々の日本の魅力を新しい形で発見できる旅をサポートしていきます」とコメントしている。
アゴダの検索機能では、世界600万件以上の宿泊施設、13万以上のフライトルート、30万件を超えるアクティビティをシームレスに組み合わせて予約できる。モバイルアプリや公式サイト「Agoda.com」からお得な宿泊プランを簡単に検索でき、利用者は効率的に旅の計画を立てることが可能である。今回のデータは、2025年10〜11月に行われた宿泊施設検索を対象に、前年同時期と比較して分析された結果に基づいている。