モテナス日本は日本の伝統文化に関するアンケート調査である「日本への旅行時の体験についてのアンケート」を行い結果を公表した。この調査は2023年11月24日から26日にかけて、507人の外国人(男性383人、女性123人、非回答1人)を対象に行われた。主にアメリカからの参加者が多く、カナダ、インド、イギリス、フランスからの回答者も含まれている。
(画像出典:モテナス日本)
続いて人気を集めたのは、「侍・殺陣」と「忍者」である。侍は甲冑を着て剣術を極める姿が、忍者は黒装束で闇に生きるミステリアスな存在として外国人からの興味を引いている。映画やアニメの影響も大きく、外国人が体験を求める文化として高い人気を誇っている。
第4位にランクインしたのは「茶道」で、その精神性や美学が高く評価されている。また、第5位には「芸者・舞妓」が選ばれ、その美しさや芸術性が注目されている。
自由記述での回答では、古代の寺院、未来的な高層ビル、茶道、ゲームセンター、温泉、居酒屋体験、新幹線の旅など、多様な体験を求める声が寄せられた。特に、日本のカラオケ文化に対する興味が強いことが示された。
以上の結果は、外国人が日本の伝統文化に対してどのような興味を持っているのか、そしてどのような体験を求めているのかを明らかにするものであり、日本の観光業界にとって貴重な情報となるだろう。