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国交省、訪日外国人の国内移動最新データ公表

国土交通省は訪日外国人の国内での移動が分かるFF-Dataの最新版(2017年分)を公表。FF-Dataを使うと、都道府県間の移動の状況をみることができる。また、2014年以降、毎年分を公表しているため、例えば、熊本地震前後の外国人の移動状況の変化の把握などにも活用することができる。

国土交通省では、近年増加する訪日外国人の移動の実態を把握するため、FF-Data(訪日外国人流動データ)を作成・公表している。FF-Dataでは、都道府県間の流動量、利用した交通機関、国籍等の把握やこれらを組合せた分析が可能。
今回公表した2017年の訪日外国人の移動の傾向は以下のとおり。

・国内での移動量は、3年連続増加傾向。

・移動量を国籍・地域別にみると、中国、台湾、韓国が多く、全体の約6割を占める。

・利用する交通機関は鉄道が最も多く、次いでバスでの移動が多い。

例えば、FF-Dataを利用して九州内の訪日外国人の移動を見てみると、熊本地震の影響を受けて2015年から2016年にかけて減少した福岡や大分から熊本への移動が、2016年から2017年にかけて回復傾向にあることなどが分かる。

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