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北杜市、タイ向け観光情報強化へ:MATCHAとの連携で多言語情報発信を実現

(出典:株式会社MATCHA

山梨県北杜市は、日本最大級のインバウンド観光プラットフォームを運営する株式会社MATCHAと連携することを決定した。この取り組みは、北杜市の観光情報発信を訪日観光客向けに強化するために行われる。

北杜市では、独立行政法人国際協力機構(JICA)の協力を得てタイ外務省国際協力機構(TICA)が実施する「フレンズフロムタイランド(FFT)」プログラムを通じ、派遣されたタイ人を観光コーディネーターとして1年間受け入れるという国内初の試みを実施している。インバウンド観光拡大のため、インバウンド観光プラットフォーム「MATCHA」に多言語で投稿することができるサービス「MATCHA Contents Manager(MCM)」を利用して訪日外国人客に情報発信を強化する。この情報はタイ国内の旅行会社や、日本に興味を持つタイ人観光客に向けた情報取得ツールとして利用される予定となっている。

北杜市に派遣されたタイ人コーディネーターが地元の飲食店や観光スポットを取材し、季節に応じた魅力を伝える記事が「MATCHA」に掲載され、訪日外国人向けに投稿される。数ある記事の中でも北杜市に関する記事はタイからの閲覧数が伸びた。

タイから派遣されたアンチャリーポン・パリサウォンさんは、この取り組みについて「タイ人が興味を持ち、美しいと思える内容を写真とともに投稿し、言葉だけでは伝わらない魅力を発信する」とコメントした。彼女は、タイ人が何を知りたいかを考え目的を整理して取材を行っている。

インバウンド観光プラットフォーム「MATCHA」は、訪日・在日外国人向けに10言語で展開されており、月間600万PV以上のアクセスがある。MATCHA Contents Manager(MCM)を通じて、誰もが簡単に多言語で情報を投稿できるようになっており、利用自治体や企業と連携して訪日・在日外国人向けマーケティングを支援している。

 

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