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北海道運輸局、タイ旅行会社を招請、QR決済実証事業

北海道運輸局は、11月26日から12月2日にかけて、ビジット・ジャパン(VJ)地方連携事業により、タイで日系企業のインセンティブツアーを扱う旅行会社を招請して道内の観光資源の視察を実施。また、新たな決済手法の導入に向けた実証事業を実施するなどインバウンドに取り組んでいる。

インセンティブツアーを誘致

北海道運輸局は、(一社)登別国際観光コンベンション協会や道内の観光関係者と連携して11月26日から12月2日にかけて、ビジット・ジャパン(VJ)地方連携事業により、タイで日系企業のインセンティブツアーを扱う旅行会社5社5名を招請して道内の観光資源を視察してもらう。

今回の招請では、インセンティブツアーで体験するメニューの紹介や北海道ならではのチームビルディング体験、初冬の道央の自然景観などを視察してもらうことに加え、北海道コンサドーレ札幌の試合観戦及びタイ出身・チャナティップ選手との交流(写真撮影等)も楽しんでもらう。

成績優秀な社員や支店などを対象に、企業が報奨として行っているインセンティブツアーは、 堅調な伸びが継続しており、ボリューム層であるアジア諸国も含めて高付加価値化が定着しつつある。

北海道運輸局は、インセンティブツアーは通常のツアーと異なる訪問先や特別な体験をすることができ、一人当たりの旅行消費額が多いため、その誘致を進めることは北海道リピーターの増加、旅行消費額の拡大につながることから、インセンティブツアーの北海道誘致を進める。

出典:北海道運輸局

中国人旅行者を対象にしたアリペイ、WeChatペイの導入

また、北海道運輸局では、訪日外国人旅行者の決済手法の多様化や国籍による決済環境が異なっており、特に北海道の訪日外国人旅行者の約25%を占める中国からの旅行者の多くが、自国内でQRコード決済(アリペイ、WeChatペイ)を利用しており、北海道内において決済手法への対応が求められていることから、QRコード決済を「観光地」「乗合バス」「医療機関」で導入。ストレス無く快適に旅行ができる決済環境づくりを行うことで、導入効果を検証する実証事業を開始した。

決済環境の変化とインバウンド対応に向けて取り組みを急ぐ。

出典:北海道運輸局

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