KKday Japanが運営する体験予約サイト「KKday」は、2024年春節休暇の日本へのインバウンド旅行者の人気都道府県ランキングを発表した。1位東京、2位大阪、3位北海道、4位京都、5位岐阜となり、特に東京と大阪の人気スポットや北海道の冬のイベントが注目された。調査は、春節休暇があるアジア各国を対象に行われ、日本は最も人気の旅行先となった。
2024年の春節では、行き先が多様化しており、岐阜県、宮城県、熊本県が注目されている。特に岐阜県は、春節の予約数が昨年と比較して200％以上増加し、白川郷や飛騨高山が非常に人気である。宮城県や熊本県の予約数も昨年比で70％以上増加しており、宮城県では蔵王、熊本県では阿蘇が人気スポットである。また、2月ということもあり、北海道では雪と氷のイベントや流氷船が人気で、山形の銀山温泉や伊豆の河津桜など「日本の冬」を楽しめるスポットが人気を集めている。千葉県も予約数が増加しており、その要因として、世界最大級の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル2024[冬]」が春節休暇中に開催されることが挙げられる。
国別の人気体験先ランキングでは、台湾人旅行者は京都北部や群馬、伊豆のツアーが、香港人旅行者は関西地方のスポットが、韓国人旅行者は写真映えスポットが、東南アジア旅行者は定番のテーマパークや北海道の富良野が人気であることが明らかになった。フィリピンからの予約数は2023年の春節を超えている。