9月30日。GoToトラベル事務局は事業者向け公式サイトにて、地域共通クーポンの券番号を管理するシートのデータを掲載した。
10月1日より全国で始まる地域共通クーポン制度。その概要は、宿泊料金の15%分を地域で使えるクーポンとして旅行者に配布するというもの。
地域共通クーポンには、「紙クーポン」と「電子クーポン」の2種類がある。紙クーポンは、事業登録した旅行代理店や宿泊施設が事務局から受け取り、そこから旅行者へ渡される仕組みだ。電子クーポンは旅行者が専用の受け取りサイトにて発行するため、宿泊施設側に特別な手続きは必要ない。
今回事務局のサイトに掲載されたエクセル形式のデータシートは、事業登録している宿泊施設が、配布する紙クーポンの情報を記録しておくためのものである。
具体的には以下の機会で活用する。
パターンA・Cの宿泊事業者が、WEB販売(OTA含む)および給付金を管理する第三者機関からクーポン券番の管理情報を求められて提供する時。
パターンB(直接販売で、宿泊事業者が給付金の申請を行う)の宿泊事業者が、月1回もしくは2回事務局へ提出する月次報告書の書類の一つ「実績内訳シート(様式17号の1)」の地域共通クーポン券番号の項目を記入する時。
また、QRコード開発メーカーのデンソーウェーブからは、クーポン配布を管理するためのアプリも配布されている。
Go Toクーポン配布管理App
【Andoroid用】【iOS用】【windowsPC用】
上記アプリでは、実績内訳シート様式17号の1の入力作業を簡略化できるほか、旅行者に発行したクーポン引き換えQRコードを読み取ることで旅行者に渡すクーポンの枚数を確認できる。