GoToトラベルキャンペーンの事業者向け公式サイトにて、地域共通クーポンの券番号の管理・報告に関してのマニュアルと、配布管理用のアプリが公開された。
10月より開始している地域共通クーポン制度は、宿泊料金の15%分を地域で使える商品券として発行するというもの。
地域共通クーポンには施設にて配布する「紙クーポン」と、利用者が専用サイトで発行する「電子クーポン」の2種類がある。
紙クーポンを取り扱う宿泊事業者は、配布した券番号を自社で管理しておく必要がある。
今回公開されたのは、宿泊事業者(パターンAおよびパターンC)が、予約元のOTAおよび第三者機関に提出にする時にそなえ、配布した券番号を管理しておくためのマニュアルとアプリである。
管理の方法は2つ。①配布管理用のアプリを使用するか、②地域共通クーポン券番管理シート に記入するかである。
①の管理アプリは、報告マニュアル掲載のQRコードからダウンロードできる。このアプリは旅行者が持つクーポン引き換え用のQRコードを読み取るだけで、配布すべき枚数が表示され、自動的に券番が記録される。Andoroid、iOS両方の端末で利用可能。
地域共通クーポン券番報告マニュアル 宿泊施設パターンA・C向け
②の管理シートはエクセル形式で、こちらも事業者向け公式サイトからダウンロードできる。会社ごとに分けて記入する必要があるので注意。
事務局は手間がはぶけ、正確に券番を管理できるアプリの使用を推奨している。
なお、パターンBの宿泊事業者の場合、直接販売分のクーポンに関しては月次報告の書類「様式17号の1」に券番を記入して事務局に提出しなければならない。
月次報告マニュアル(10月分)
OTAからの予約分のクーポンに関しては上記のパターンA・Cと同様、アプリかシートで自主管理しておけばよく、事務局への報告は必要ない。