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Go To トラベル 11月末までに約6,850万泊の利用 支援額は約4,063億円

12月25日、観光庁は11月分の「GoTo」利用実績を公表した。

事務局からの報告によれば、7月22日から11月30日までの集計期間において、GoTo事業を利用した宿泊が少なくとも約6,850万泊あった。支援額は最低でも約4,063億円に達する見込みだ。

4,063億円の支援額のうち、旅行代金の35%割引に使われたのは約3,215億円、10月から開始した地域共通クーポンへの支援額は約848億円である(クーポンの集計期間は12月21日分まで)。

先月10月末までの実績は5,196万泊であり、11月に限定すれば約1,654万泊の利用だった。10月の利用が2,206万泊だったので、25%減だ。GoToの利用実績が減少したのは、7月の事業開始以来、11月が始めて。要因として考えられるのは、11月下旬からコロナの“第3波”が到来し、大阪や北海道を中心に感染者が増加したことだ。

12月以降も全国各地で感染率の高止まり、もしくは増加傾向が続いており、札幌を皮切りに、大阪、東京、名古屋、広島の5都市でGoTo事業が停止されている。12月28日から1月11日までは全国に停止措置を拡大することが決定済みだ。12日以降も感染状況が深刻な地域においては停止が解除されない可能性もあり、12月、1月の利用実績はさらに減少すると思われる。

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