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広島県 GoTo給付金詐取の容疑で元宿泊施設経営者を逮捕

新型コロナウイルス対策の一環として行われた政府主導の観光需要喚起策「GoToトラベル」キャンペーンの事業者向け給付金を詐取した疑いで、広島県警捜査2課と広島中央署は元宿泊施設経営者の男を逮捕した。

逮捕されたのは、東京都品川区の無職・栗栖かいん容疑者51歳。調べによると、栗栖容疑者は経営していた広島市の宿泊施設で、昨年8月5日から31日の間、客1人が宿泊したとして事務局に給付金を申請し、11月6日に27万3,000円を受け取った疑いが持たれている。

栗栖容疑者は警察の調べに対し、申請したこと自体は認めつつも、「不正だとは思わなかった」と供述している。「GoToトラベル」キャンペーンを巡っては、これまでも地域共通クーポンの盗難や旅行客による不正申請などがあったが、今回のように宿泊事業者が給付金詐取の容疑で逮捕されるケースは全国で初だという。

GoToトラベル事務局では、参画事業者や旅行者が感染防止対策に反する行為や、そのほか事業にかかわる不適切な行為があった場合、外部通報窓口専用フォームより報告するよう求めている。

外部通報制度について

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