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ホームアウェイ、米国版2019年旅行トレンド調査

エクスペディアグループのバケーションレンタルサイト、HomeAway株式会社(本社:テキサス州オースティン)は、2018年のバケーションレンタル需要およびその他の調査データを基に、2019年にアメリカ人がどこでどのような旅をするかに関するトレンド予測を発表した。

一棟丸ごと貸切できる家での宿泊利用が増加

アメリカ人の旅行市場では、小さな宿ではなく、大型施設の利用が増加。同調査により、城と大邸宅の需要がそれぞれ55%と25%増加していることがわかった。最年長では40代近くに達しているミレニアル世代が祖父母や家族以外の親しい人との大人数のグループでリラックスした滞在ができる旅を好んでいることがわかった。

また、2019年にアメリカ人の多くが休暇を過ごす場所としては、いくつかの人気急上昇地域を抑え、美しい州立公園のあるホッキング・ヒルズ(オハイオ州コロンバス南西部)が1位となった。さらに、アメリカ人が普段から好む滞在先としては、ウォルト・ディズニー・ワールドに最も近い、フロリダ州のレイク・ブエナ・ビスタとダベンポート周辺の物件が不動の人気を誇り、ホームアウェイで最も予約され、最も印象的な物件として高い評価を獲得しているという。

ホームアウェイで家族旅行のリサーチを行っているメラニー・フィッシュ氏は、「今年の調査結果で印象的なのは、世代間の違いが明らかになったことと、それが今後の休暇の過ごし方やバケーションレンタルの活動に与える影響です」とコメントした。

詳細は、同社調査レポートを参照のこと。

ホームアウェイは都市部のアパートよりも地方での一棟貸しを得意としており、都市部のアパート中心のAirbnbとの棲み分けが従来行われてきたが、エクスペディアグループは、今月米ベンチャー企業でバケーションレンタル市場に大都市部でソフトソリューションを提供する2社を買収するなど、ホームアウェイを補強し、同市場で先行するAirbnbに全米都市部で対抗策を打ち出している。

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