長野県で交通・観光サービスを提供するアルピコホールディングスの東洋観光事業(長野県茅野市)は、松本駅前の3つのホテルを対象に長期滞在客向け「宿泊サブスクリプションプラン」の開始を発表した。
対象となるホテルは「ホテルブエナビスタ」「アルピコプラザホテル」「エースイン松本」の3つ。契約は1ヵ月単位となるが、宿泊数を週あたり2泊〜7泊から選択可能。朝食の有無も選べる。
「ホテルブエナビスタ」は、松本駅からシャトルバスで2分の立地に位置する、食事と眺望が魅力の都市型ホテルだ。「アルピコプラザホテル」は松本駅から徒歩2分、松本バスターミナルに隣接し、観光客・ビジネス客の両方から支持される。「エースイン松本」は、無料の朝食が高い人気を誇る、松本駅から徒歩1分のビジネスホテルだ。
どれもワーケーションとしての滞在先や、サテライトオフィスとしての利用に便利な立地にある。また、全てのホテルで全室に無料のWi-Fiが提供されているため、パソコンを持ち込んで仕事を進めるのにも困らない。
サブスクリプションプランでの1ヵ月あたりの宿泊料金はホテルによって異なる。「ホテルブエナビスタ」の例を挙げると、以下の通りとなる。
宿泊数/週 | 宿泊数/月 | 朝食なしの宿泊料金 | 朝食ありの宿泊料金 |
2泊 | 8日 | 52,000円 | 65,000円 |
3泊 | 12日 | 77,000円 | 97,000円 |
4泊 | 16日 | 101,000円 | 127,000円 |
5泊 | 20日 | 124,000円 | 156,000円 |
6泊 | 24日 | 147,000円 | 186,000円 |
7泊 | 30日 | 180,000円 | 210,000円 |
各ホテルでは、サブスクリプションプランでの宿泊客を対象にして、レストランや駐車場の割引サービスなどが提供される。例えば「ホテルブエナビスタ」では、駐車場料金を通常から50%割引の価格で利用できる。さらに、1週間あたり4泊以上の宿泊客であれば、館内のレストランを10%の割引料金で利用できる。
「宿泊サブスクリプションプラン」の宿泊対象期間は4月1日(木)~6月30日(水)。しかし、7月以降も料金を見直すなどの変化を加えながらも継続する方針だという。