株式会社カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントは、世界を代表する旅行・レジャー予約サイト「Klook(クルック)」を運営するKlook Travel Technology LimitedおよびKlook Travel Technology 合同会社と販売契約を結び、10月30日より特別な宿泊プランの提供を開始することとなった。この提携の元、Klookは26のカンデオホテルズの宿泊プランをそのプラットフォームで順次展開する。Klookの新たなパッケージ商品「Stay+(ステイプラス)」は、体験商品と宿泊の組み合わせを特徴としており、これによってカンデオホテルズの訪日客集客が強化される予定である。
Klookは、5,000社以上とのグローバルな提携ネットワークを持ち、多言語、多通貨、多種の決済方法に対応している。月間6,000万人のユーザーが利用しており、この新しい提携によって、Klookのユーザーがカンデオホテルズの特別な宿泊プランに容易にアクセスできるようになる。特に、11月26日に開業予定の「カンデオホテルズ大阪心斎橋」では、人気観光施設のチケットとの特別プランが提供される。
「Stay+」は、Z世代やミレニアル世代の新しい消費行動に対応するために開発されたKlook独自の商品で、これによりユーザーは体験と宿泊の両方を便利に予約できる。この新しい方法は、特にアジアの6つの市場で実績を積んでおり、2023年9月には日本市場にも導入された。
Klookのホテルビジネスユニットのエマ・リー氏は、カンデオホテルズチェーンとの新たな連携を歓迎しており、増田 航氏も日本が旅行者にとって非常に人気のある地域であることを強調し、この提携が日本の観光業界やホテル業界の成長に寄与することを期待している。
以上の情報から、Klookとカンデオホテルズの新しい提携は、双方の企業だけでなく、日本の観光業界全体にとっても大きな機会となることが予測される。