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宿泊予約サイトがGo To トラベル割引上限引き下げ時の差額分をポイントで補填

投稿日 : 2020.10.16

指定なし

Go To トラベル

Go To トラベル事業にて、一部の宿泊予約サイトが、一時割引上限を引き下げた。数日後に上限は元に戻ったが、引き下げ時の差額分など、宿泊予約サイトがポイントにて補填することを発表した。

じゃらん、Yahoo!トラベル、一休.comがポイントにて返金

政府の観光需要喚起需要「Go To トラベル」事業では、旅行代金の半額相当を支援する。支援は旅行代金の35%分(1人1泊上限14,000円、日帰り7,000円)を旅行代金から割引、旅行代金の15%相当分を地域共通クーポンの発行という形で行っている。

しかし、一部の宿泊予約サイトが割引を行う給付金額の予算上限に達したという理由で、上限を3,500円に変更していた。10月13日に政府が追加予算配分を行うことを発表したため、現在は割引上限14,000円に戻っている。

政府は割引上限3,500円の間に予約をした宿泊客に対して、元通りの割引を受けられるように求めいてたが、じゃらんnet、Yahoo!トラベル、一休.comはそれぞれ、ポイントにて差額分を補填することを表明。割引上限引き下げしていた間、宿泊をキャンセル、またクーポン額変更のためにキャンセルした際、発生したキャンセル料も同様にポイントにて補填する。

じゃらんnetは、差額分相当をPontaポイントにて補填。また、クーポン額の変更に伴う予約の取り直しにて、キャンセル料の請求があった場合は、予約番号と本人確認ができる情報を専用フォームで連絡すると、キャンセル料相当分をポイントにて補填される。

Yahoo!トラベルは、PayPayボーナスライトにて補填。補填を受けるには、予約したYahoo! JAPAN IDとPayPayアカウントを連携する必要がある。また補填は11月下旬頃に行う予定で、有効期限は付与日から60日。出金や譲渡はできない。

一休.comでは、一休ポイントにて差額分を補填する。

他の宿泊予約サイトでは、販売終了もしくは、回数制限だったため、補填などは行われていない。

今回の宿泊予約サイトの予算不足は、予算作成の際に宿泊予約サイトから提出された販売計画と販売実績に大きな乖離が出ているために発生した、とのこと。赤羽一嘉国土交通相は10月13日の会見で「予約状況や販売状況等を適切に把握した上で、可能な限り機動的に予算枠の追加配分を行う仕組みに改めてまいりたいと考えております。」と今後の予防策について語った。

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