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GoToトラベル 昨年12月の利用は1,029万泊で8月以降最少

投稿日 : 2021.02.12

Go To トラベル

2月10日。観光庁は政府の観光需要喚起策「GoToトラベル」キャンペーンの昨年12月の利用実績を公表した。12月1日から全国停止措置がとられた28日までの利用人泊数は役1,029万泊で、8月以降最少の数値となった。

GoToトラベル事務局からの報告によれば、キャンペーン開始の昨年7月22日から12月28日までで、少なくとも約8,781万泊の利用があった。支援額は約5,399億円、うち35%の旅行代金割引に利用されたのは4,082億円、地域共通クーポンで利用されたのは1,317億円である。

月別の利用実績では8月以降最少の数値となった。新型コロナ感染拡大の影響で、一部地域を目的地とする旅行が支援の対象外となったことが要因だと思われる。

Go To トラベル事業における利用価格帯分布(7~10月/宿泊旅行)

また今回は、昨年7~10月に「GoTo」を使用した宿泊者の利用価格帯分布のデータも公表された。宿泊単品での利用は、「5,000円以上10,000円未満」が最多の41.1パーセント、次いで「5,000円未満」が25.8%と、低価格帯の利用が多かったという結果が出た。

一方、25,000円以上の利用は6.8%、35,000円以上では2.4%と、高級ホテルの利用は全体から見れば少数に留まった。

現在、10都道府県で緊急事態宣言が発令され、GoToトラベルキャンペーンの全国停止措置も3月7日まで延長となった。西村経済再生担当相は1月26日の記者会見にて、GoTo再開の目安として「ステージ2」になることを挙げたが、地域を限定した再開の見通しもまだ立っていないのが現状だ。

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